2012-06-10 07:00 am by 須坂新聞
シンガーソングライターのなかむらひとしさん(須坂市仁礼町)は昨年、「okaikosan〜絹の絆〜」を作詞作曲した。県内テレビ局の「ふるさとCM大賞」の須坂市作品にも一部使われ、昨年暮れからユーチューブ(インターネット動画投稿サイト)では全部視聴できるが、このほど、約4分の曲に須坂高校ダンス部が出演する映像や須坂の製糸資料(画像など)を重ねたDVDを製作した。
「須坂でかつて栄えていた製糸業をリスペクトする(敬意を表する)ために作ったムービー」(ユーチューブの説明)。
市立博物館の荒井清治館長が製糸資料などで協力。須坂高校ダンス部の現3年生約30人が昨年秋にダンスなどを収録した。撮影はなかむらさんら。「カタカタカッタン」と製糸工場の音も現代風に表現している。
なかむらさんは取材に「須坂の繁栄は製糸の時代があったから。蔵やまちの風情など須坂の歴史を見て、懐かしさを感じてほしい。若い人に良さを知ってほしい」と話す。
製作は営利目的ではなく、インターネット環境のない人向けや観光用などで。1枚500円で販売。博物館、観光協会、蔵のまち観光交流センター、湯っ蔵んど、信州須坂まゆアートの会(まゆぐら1階)に置く。
なかむらさんは過去に「ナガノパープル」「湯っ蔵んど」「峰の原」などを発表している。なお、ユーチューブの検索は「お蚕さんムービー」で。
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