花作りなど社会奉仕活動30年で豊丘町老人クラブに褒章

2012-04-28 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 政府は28日付で、春の褒章受章者694個人・団体を発表した。長野県内は9個人・団体が対象となり、須高地域では須坂市の豊丘町老人クラブ(坂田正弘会長)が社会奉仕活動功績で緑綬褒章を受章した。
 同クラブは昭和50年に設立、58年から緑化活動を始め、ことしで30年を迎える。現在は会員102人。主な活動として、県道五味池高原線沿いに約135㎡の花壇を作り、花の手入れや周辺の清掃などを行っている。活動は5月〜11月にかけて毎月約20人が参加して実施。苗植え後は役員が交代で行う。
 花壇はマリーゴールド、サルビア、カンナを効果的に植え、背面にはヘブンリーブルーを配置して、立体的に整備。土づくりにも力を入れて花が長く咲くように配慮。バス停脇にあることから利用者や通行者にも喜ばれるなど、大勢の人たちに安らぎと潤いを与えている。
 昨年は「みどりの愛護」国土交通大臣表彰を受賞。花と緑のまちづくりに取り組む須坂市と市民の心意気を全国に発信した。市花のまちづくりコンクールは3度金賞に。
 坂田会長は「長年の活動が評価され、本当に名誉なこと。ひとえに歴代会長はじめ皆さまの努力のたまもの。楽しみながら地域に奉仕する伝統を今後につなげていきたい」と話している。

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