2012-04-22 07:00 am by 須坂新聞
信州すざか農業小学校豊丘校は14日、そのさとホール(豊丘上町)で入学式を行い、本年度の授業を開始した。
8年目の本年度は市内の小学校を中心に62人の児童が入学。ボランティアの農家先生(23人)や信大生、須坂園芸高生と一緒に来年2月まで毎月1〜2回(年間18回)、土曜日に農作業や伝統行事などを学んでいく。
式で羽生田郁雄校長は「農業小は多くの体験を通して生きる力を勉強する所。自然の恵み豊かな豊丘の地で、思い切り土だらけになって汗にまみれ、思い出や友達をいっぱいつくって楽しい学校にして」と呼び掛けた。
今回初めて入学したという丸山佑菜さん(須坂小6)は「自分が育てた野菜で、いろいろな料理を作ってみたい。学年、男女関係なく、楽しくやっていきたい」と児童代表であいさつした。
入学式に続いて予定していたジャガイモの植え付けは、雨のためできなかったが、児童たちは須坂園芸高生の出すジャガイモに関するクイズに答えたり、育て方を聞くなどした。
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