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「屋代須坂線」が運行開始〜１日15往復の路線バス

2012-04-07 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　長野電鉄屋代線の廃止に伴い、１日、路線バス「屋代須坂線」が運行を始めた。須坂駅―長野市若穂・松代―千曲市屋代駅を70分〜100分ほどで結ぶ。１日15往復。運賃は160円〜880円。運行は、長野電鉄活性化協議会から運行委託を受けた長電バス。
　須坂市内は、須坂駅▽末広町▽須坂病院入口（昼間）▽須坂病院（同）▽市役所西▽八幡▽境沢▽自動車学校▽米持▽井上小学校▽井上▽幸高―の停留所に止まる。運賃は須坂駅〜自動車学校、米持〜幸高は一律160円。
　若穂地区は、須坂長野東IC▽牛池交差点▽綿内駅▽北野美術館▽若穂病院▽領家▽川田駅▽町川田業務団地―に止まる。運賃は須坂長野東〜綿内駅、北野美術館〜若穂病院、領家〜町川田業務団地は一律160円。
　運賃収入から運行経費を引いた赤字分は３市が負担する。昨年11月時点の試算を基にした見込みは約8,250万円。内訳は運行経費7,400万円、運行に伴う設備や減価償却費などで849万円。須坂市分は16％で、1,320万円を24年度当初予算に計上した。ただし現時点では国県補助は見込んでいない。
　市民課は「人口５万で割ると１人260円ほど。１回でも１往復でも乗ってほしい。運行頻度が高いので市民の足として市内の活動に活用を」と期待する。
　長電バスの羽入田正人社長は「安全安心に優しさを添えて新しい交通システムを地域の皆さんとつくり上げたい」とあいさつした。
　井上町桐里神楽保存会（町田裕一会長、17人）が獅子舞を披露。子供神楽の５人も一緒に演奏した。