本年度リフォーム工事で38戸〜市住旭ケ丘、北旭ケ丘が完成

2012-03-17 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 市営住宅旭ケ丘団地と北旭ケ丘団地の本年度リフォーム工事が完成した。旭ケ丘は3棟12戸(2Kが9戸、3LDKが3戸)、北旭ケ丘は9棟26戸(2Kが18戸、3LDKが8戸)。市公営住宅等長寿命化計画により、旭ケ丘は3年計画の3年目で合計8棟32戸が、北旭ケ丘は4年計画の3年目で25棟76戸のうち52戸が完成した。市は10日、入居者説明会を開いた。
 旭ケ丘は昭和37年と38年、北旭ケ丘は41年と43年の建設。40年〜50年が経過し、老朽化する設備の向上や住環境の改善に併せ、住宅の長寿命化を図った。
 耐震補強・リフォームの内容は、コンクリートブロック造(準耐火構造)平屋を耐震補強し、室内の床段差解消(バリアフリー化)や建具のサッシ化、室内の断熱化、外壁の改修、屋根の鉄板ふき替え、水洗化と洋式便器設置(手すり付き)、ユニットバス設置、給湯設備設置、電気容量の増量、庭にプレハブ物置設置など行った。
 2K住宅2戸を1戸に改修し、リフォームした3LDK住宅は、若年層の子育て世帯用として整備した。
 市発注、県住宅供給公社が設計・監理。施工は旭ケ丘が篠原建設、北旭ケ丘は北條組須坂支店と村山建設。事業費(設計監理を含む)は、屋外付帯工事や道路・道路側溝改修など環境整備を含め2億1,700万円余。国の社会資本整備総合交付金6,200万円余を活用。残り1億5,500万円余のうち本年度は一般財源7,589万円余を充て、残りは10年間元利均等払いで返済額の平準化を図る。
 家賃は2Kで約2.5倍、3LDKで約5倍となる。ただし減免制度の適用がある。入居は4月から。空き住宅の情報は4月の市報に掲載する予定。

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