須坂の女性グループ〜Tシャツ購入で福島の農家を応援

2012-03-11 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市の農村女性グループ「竜2ふるさとネットワーク」(村石豊子代表、下八町)は、東日本大震災で被災した福島県相馬地方の農家を応援するため、支援金付きTシャツの購入を呼び掛けている。
 相馬地方(相馬市、南相馬市、新地町)では水田の約4割に当たる約4,300haが津波による塩害に見舞われた。地元のJAそうまでは水田の除塩が必要としてTシャツ購入を全国に呼び掛けている。昨年10月に長野市で開いた県JA女性協議会で、現地の担当者から直接話を聞いた村石さんは、少しでもお役に立ちたいと、11月から運動を始めた。
 Tシャツは1枚2,000円で1,000円が支援金となる。1枚売れると畳300枚分の除塩ができるという。同ネットワークは2月に売上金を現地に送ったところ、JAそうまの鈴木良重組合長は「温かい支援は大きな励みで、農家生活者は再起の思いを新たにしたと思います。再生した姿を見ていただけるよう頑張ります」と感謝の手紙が届いた。
 村石さんは「現地では復旧活動が続いています。Tシャツ購入は直接現地で役立つ見える支援。あれから1年経ちますが、着ることで被災地の人々を忘れないことが大事だと思います」と話している。Tシャツのデザインは3タイプ、色は白、黒2種類。サイズはSからXLまで用意。問い合わせは村石さん☎026-245-5116まで。

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