2012-03-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂ロータリークラブ(小田切綾子会長、会員35人)は下水内郡栄村に大型の除雪機4台と寒冷地用手袋30組を寄贈した。同クラブの代表5人が3日、同村を訪ね、斉藤家富副村長に手渡した。除雪機は須坂市から使わなくなった物を譲り受け、修理費と運搬費を同クラブが負担した。
同クラブでは、昨年の県北部地震や今冬の豪雪に見舞われた同村に対して、何か助けになることができないかと同村役場に問い合わせ、担当者から直接要望を聞き、いま同村で一番欲しいと希望している除雪機を贈ることにした。
しかし、大型の除雪機は高額で、新品だと1台200万円を超える。中古品も需要が少ないうえに、本年度のような大雪の影響で手に入らない状況にあったことから、同クラブでは須坂市が所有していた中古の除雪機に目をつけた。
4台とも製造から9〜12年を経過しているが、同村によると、現在村内で使用中の大半の除雪機と同程度の年式といい、今後は雪害救助員が使用したり、村民への貸し出し用として利用していく予定という。
小田切会長は「いま一番必要としている物を届けることができ、お金には代えられない何よりの福祉ができた。栄村の人たちの助けになることができてよかった。現地で副村長らの喜ぶ姿を見て、贈ってよかったという思いがさらに強くなった」と話した。
2012-03-11 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy