2012-03-04 07:00 am by 須坂新聞
須坂市文化振興事業団が主催、メセナホール友の会が共催して、須坂市中島町出身の音楽評論家富澤一誠さん(60・東京都)がプロデュースする「フォーエバーヤング2012〜歌とトーク満載のフォークコンサート」が6月17日午後4時半からメセナホールで開かれる。友の会の依頼に富澤さんが「故郷への恩返しになれば」と快諾し、今年で7回目の開催。今回はチェリッシュ、岸田敏志、渡辺真知子という豪華メンバーが、名曲の数々を楽しいおしゃべりと共に届ける。チケットは友の会員には10日、一般には翌11日から発売する。
富澤さんは長野高校から東京大学に進学するも現状にあきたらず中退、フォーク雑誌への投稿をきっかけに音楽評論を始め、独自の人間生きざま論を投影させた幅広い評論活動を展開、昨年評論家生活40周年を迎えた。一昨年末の日本レコード大賞では富澤さんが監修したCD3枚組「あの素晴しい曲をもう一度〜富澤一誠・名曲ガイド」が企画賞を受賞した。著書多数。テレビ・ラジオなどで活躍するほか、尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授も務める。 出演者はフォーエバーヤングには全員初参加。チェリッシュは松崎好孝・悦子の夫婦デュオで、清純なメロディーと歌唱力で人気。代表曲には結婚式の定番ソング「てんとう虫のサンバ」や「白いギター」などがあり、一昨年、デビュー40周年の記念アルバムを発売した。
岸田敏志はシンガーソングライターとして「きみの朝」などの代表曲を残す一方、舞台・ドラマ・情報番組など多方面で活躍。作曲家としても、このフォーエバーヤングのテーマソング「どこで暮らしていても」(作詞は富澤さん)を手掛け、当日はこの曲を歌うさくまひできがコーナーにゲスト出演する。
渡辺真知子は「かもめが翔んだ日」や「迷い道」などのヒット曲があり、聴くと元気になることから「ビタミン・ボイス」と評されるパワフルな歌唱は現在もそのままに、精力的なコンサート活動を続けている。
入場料(全席指定)は前売り4,500円、当日5,000円。友の会員は1,000円引。問い合わせはメセナホール☎026-245-1800まで。
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