【特集】思い出の屋代線③「綿内駅を20年間掃除」

2012-01-01 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 20年以上前から綿内駅の清掃をしています。自宅が駅前にあり、駅員の方と仲良くなり、自然と掃除を手伝うようになったのがきっかけです。無人駅になってからは近所の人を誘って、15人ぐらいで2日に1回、朝にやっていました。
 駅舎とホーム、トイレのごみ拾いや、雑巾がけ、窓ふき、草刈りを中心に、花を植えたりもしました。夏は雑草が伸びるのが早くて草刈りが、冬は雪かきが一苦労でした。
 利用者の方から「ご苦労さま」と声をかけてもらうと気持ちがいいですね。
 仲間との交流の機会にもなりました。掃除をしているみんなで年1回、温泉に出かけるのが楽しみでした。
 少しずつ人数が減ってきて、5年ほど前からは1人でやっています。今は週1回ですが、「綿内の玄関口」なのできれいにしなければとの思いで続けてきました。
 私自身は大工の仕事をしていたので屋代線はあまり利用しませんでしたが、子どものころは駅が遊び場で、よく倉庫などで鬼ごっこをしました。駅周辺には材木屋が7社ぐらいあり、積まれていた材木にも乗って遊びました。以前は駅前に大きな桜の木があり、春にはきれいな花を咲かせていました。

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