2011-12-17 07:00 am by 須坂新聞
最終処分場建設反対の会(鮎川水系を考える)の中嶋福夫さんら3人は、長野広域連合が須坂市仁礼町と協議する候補地(旧土取り場)について、9日付内容証明で須坂市へ公開質問状を郵送した。
「生活環境を脅かす危険な場所になぜ最終処分場を造らねばならないのか」とし、4項目で質問した。内容は次の通り。
質問1 造ってはならない場所になぜ造るのか。①候補地のすぐ横には福沢集落がある②扇状地の上部にあたり水源地である③過去に災害のあった所に近接し、一部土砂災害特別警戒区域が含まれている。理由が三つもそろう所はいくつかの候補地の中には一つもない。ふさわしくない。
質問2 仁礼区の多くの反対署名の声を無視し、聞く耳を持たないのはどういう訳か。
質問3 放射性物質が入った災害廃棄物の受け入れや、下水処理灰などについて地元説明会ではなかった問題が起きているが、きちんと情報開示を。
質問4 生活環境影響調査を始めて中止になった事例はあるか。環境アセスを受け入れることはゴーサインと同じ。未来に関わる大事なことは老若男女、区民全員参加の住民投票で決定することが地域にとっては一番重要なこと。
これに対して、エコパーク推進課は14日の本紙取材に「しっかり内容を確認の上、しっかりとした回答をしたい」と応えた。
2011-12-17 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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