市道新町高橋線の設計案〜須坂市提案に推進委が了解

2011-12-03 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市は本年度、市道新町高橋線の測量設計委託料として600万円を計上し、来年2月末までに最終設計を固めたい考えだ。中町・新町・高橋町の3町でつくる「市道新町高橋線整備推進委員会」(中村理一会長、18人)は25日、新町公会堂で5回目の委員会を開き、市が提案する道路整備設計案を大筋で了解した。
 同線は中町交差点から高橋町交差点までの延長580m。幅員6.15m〜8.8m。車道幅員はすべて5mを確保する計画。
 中町交差点から蔵造りの建物などが連続する285m区間は、市道銀座通り線と同様に石畳風舗装を施す。車道と両側歩行者スペースは同じ色とし、白線(外側=がいそく=線)で分ける。
 一方、高橋町交差点までの残り295mは通常舗装。両側の歩行者スペースはカラー舗装(土壁色)とする。
 今後は12月中旬に開く沿線関係住民を対象とする説明会を経て詳細設計(最終設計)に入る。測量設計は共栄測量設計社須坂支店。
 工事は3工区に分ける。第一期工事は平成24年度に中町交差点〜新町交差点の140m区間を予定。予算計上は新年度当初予算。
 全区間で現状と同様に交互通行とする。
 同委員会は平成12年4月、研究委員会として発足した。3年間活動したが、計画が凍結され、21年2月に推進委員会として再開した。再開後は3町全体懇談会を合わせて6回目の会合となった。
 この日の委員会で中村会長は「今後スムーズにいくよう願っている」と述べた。
 市まちづくり課は、銀座通りの旧谷街道に交わり、中町交差点から続く旧山田道の歴史的道筋の整備に当たり「側溝や車両の通行など生活道路としての機能を維持しながら、蔵の町並みに調和した、歩行者にやさしい道路にしたい」と話す。

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