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春木町ボランティア会＆北自校が厚労大臣表彰

2011-11-27 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市の春木町ボランティア会と北信自動車学校（春木町）に長年のボランティア活動への功労を讃える厚生労働大臣の感謝状が贈られ、16日、県庁で伝達式が開かれた。18日には三木市長に受賞の報告を行った。

　男性28人が参加する春木町ボランティア会（田中章司会長）は平成６年、地域の中での一人暮らし高齢者らの孤立化を防ぐことを目的に設立。以来、男性グループの機動力を生かして高齢者宅の雪かき、福祉施設の清掃、地域のイベント協力などのボランティアを継続実施。平成19年度に県社会福祉協議会長表彰を受けている。
　北信自動車学校（丸山俊春社長）は平成７年からプロの運転技術と豊富な車両を活用して公民館や社会福祉協議会などの活動を補助する送迎を実施しているほか、教習コースや学校周辺、観光名所や幹線道路などの美化活動にも積極的に取り組んでいる。また、教習生にも活動を呼び掛け、ボランティアへの道筋を作る役割も果たしている。平成14年度に勤労者マルチライフ支援事業ナイスアシスト賞、19年度に県社会福祉協議会長表彰を受賞した。
　三木市長らからねぎらいの言葉を掛けられた春木町ボランティア会の田中会長は「地域のためにとお手伝いしてきた。今後ますます進む高齢化に向けて、女性も含めて会員を増やしたい。受賞を励みに、さらにがんばりたい」、北信自動車学校の丸山社長は「16年間社を挙げてボランティアに努めてきた。今後も地域の皆さんの手や足となり、福祉増進に貢献していきたい」と話していた。
　今回は県内で３団体が受賞し、うち２団体が須坂市。ボランティアのまちづくりに明るい話題を提供し、大きな励みとなった。