須坂市で火災が多発〜原因はたき火やコンロが急増

2011-11-20 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 秋の全国火災予防運動(11月9日〜15日)に合わせて、須坂市消防本部は初日の9日、幸高町のオリオン機械で火災防御訓練を行った。
 同社トレーニングセンター棟から出火、別棟に延焼し、逃げ遅れ者がいるとの想定で▽通報▽火災報知機作動▽避難▽消火▽救助▽指揮本部開設▽現場救護所開設▽高所救助▽放水▽初期消火―などの訓練を実施。同社社員や消防関係者の他、須坂警察署が初参加、総勢150人がいざという時に備えた。訓練は近くの井上保育園児約60人が見学した。
 終了式で、同社の山中義夫総務部長は「まずは火災を出さないこと。そのために日ごろの訓練や心がけを大切にしていきたい」とあいさつした。
 須高では15日現在、36件の火災が発生、前年同日に比べて14件も増加している。市町村別で須坂市が31件で12件増、小布施町が4件で2件増、高山村が1件で同数と、須坂市で大幅に増えている。原因別ではたき火の不始末が11件で8件増、コンロの取り扱い不注意が4件で3件増などが目立ち、火の取り扱いが増える冬場を迎え、消防本部では一層の注意を呼び掛けている。

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