2011-11-13 07:00 am by 須坂新聞
編み物教室を営む伊藤俊子さん(79、須坂市北横町)とボランティア約50人は「被災地で冬の寒さに備えてほしい」と、毛糸のマフラーと帽子約800個を作った。このうち7日、須坂市を通して岩手県塩竈市に210個が送られた。
伊藤さんは福島県郡山市出身。震災に心を痛め、たくさんある毛糸を有効利用しようと参加希望者を募った。応じたボランティアと共に3月から作り始め、4月に東北地方や栄村に帽子約100個を送った。今回は4月以降編んできたもの。
引き続き、市教育委員会を通して25日に栄村の小学校に帽子と押花カード各100個を送る。また、福島県田村市に避難している相馬市といわき市の子ども約500人にマフラーなどを送る計画で、21日には田村市で交流する。8日には長野市社協を通して岩手県大槌市に送った。
伊藤さんは「故郷を思うと人ごとでない。これから寒さが増してくる。被災地の方を少しでも暖めたい。協力してくれたボランティアに感謝」と話す。
2011-11-13 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy