【すざか市民バス】おはようライナー新設へ〜須坂病院乗り入れへ

2011-11-05 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市地域公共交通会議(神山修司会長、委員21人)は28日、本年度第2回会議を市役所で開いた。実証運行中の「すざか市民バス」は、12月12日からダイヤ改正を予定する。おはようライナー2本を新設する。このうち増便する仙仁午前7時15分発は亀倉―塩野―豊丘―南原経由須坂駅着。運行地域を拡大する米子不動尊6時50分発は塩野―豊丘―明徳団地入口―下八町―望岳台―臥竜公園―中央公民館経由須坂駅着。
 また、南北線(明徳団地方面)同(北相之島町方面)は、名称を「明徳団地線」「北相之島線」に改める。
 新たに須坂病院ロータリーへバスを乗り入れる。停留所は「須坂病院」を「須坂病院入口」に変更し、病院玄関前に「須坂病院」を新設する。運行は診療時間に合わせる。上りは午前8時17分〜午後0時28分の間。下りは午前10時9分〜午後2時39分の間。
 市民バスは平成21年10月から24年3月まで実証運行を実施中。2年目(昨年10月〜今年8月の11カ月)は1年目より1,791人増加した=左表。表の2年前は移行前年の実績。来年4月以降も継続運行を予定している。
 市民課(事務局)は取材に「全国的に年3%自然減といわれる状況の中で現状を維持している」と話す。
 アドバイザーの吉田樹首都大学東京助教は「高校生などの通学や通勤の新規需要確保に期待しているが、狙い通りになっていない。おはようライナーなどで利用しやすい環境に努めたい。8年関わる他市でも減少は止められない。地道な活動と利用者への中身の伝達が大事。屋代線の廃止でバス交通網が変化する時なのでチャンスととらえたい」と話す。
 一方、公共交通空白地域に導入する「すざか乗合タクシー」は、平成21年10月から日野・豊洲等地区でスタート。昨年12月からは福島・中島地区が加わった。2年目(22年10月〜今年9月)は1年目に比べ307人上回っている=右表。

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