須商生徒が考案し、須商マーケットで販売するスイーツとは?

2011-10-16 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂商業高の流通ビジネスコース(山浦修教諭)は授業の一環として、「須商マーケット」に向けた商品開発に取り組んでいる。このほど、受講する3年生4人がオリジナルの「たい焼き」と「かりんとう」を考案した。味付けには須坂名産のみそも使用した。21日から3日間、同校で開催する同マーケットで限定販売する。
 たい焼きは市内穀町の升田屋、かりんとうは飯山市の業者に開発の協力を依頼。各店へ何度も出向くなど試行錯誤を繰り返し、約1年かけて商品化した。
 あらゆる世代の好みに対応しようと、たい焼きはキャベツ、アスパラ、ツナ、コーンの入った野菜サラダや、きんぴらごぼう、チョコバナナカスタードの3種類を用意。かりんとうは若い人たちにも食べてもらえるようにと、みそ、酒かすみそ、豆乳きなこの3種類に加え、軟らかく大きめのかりんとうを好みの味の粉末(コーヒー、抹茶など)と一緒に紙袋の中に入れて、振り混ぜてから味わう「しゃかりん」も作った。
 たい焼きを担当した小林李々歌さん(須坂市小山町)と樋口裕さん(中野市)は「デザート感覚から食事になるものまでを用意した。時間が経って、冷めてもおいしく食べられるように工夫した」。かりんとうを担当した竹前安奈さん(須坂市井上町)と岩崎夏愛さん(長野市)は「ほかでは見られない、常識を覆す新しいものができた。いろいろな味や食感を楽しんで食べて」と呼び掛けている。
 同コースでは2年ほど前から「須商マーケットリニューアルプロジェクト」を掲げ、新商品の開発に取り組んできた。同マーケットでは別のグループが担当したオリジナルラーメンや、昨年の生徒たちが考案し、市内の菓子店と共同で開発した「野菜スイーツ」(和・洋3種類ずつ)も売る。    

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