2011-10-08 07:00 am by 須坂新聞
JA須高管内では県産リンゴのオリジナル3兄弟の出荷が始まった。先陣を切って秋映(あきばえ)が9月28日に初出荷、10月中旬までピークを迎える。
秋映は千秋につがるを交配・育成した品種で、甘味と酸味のバランスのとれた食味豊かな品種。濃紅色が特徴。続いてシナノスイートが10月上旬から下旬まで、シナノゴールドも10月中旬から11月中旬にかけての出荷となる。
早生種のつがる、晩生種のふじの間の中生種として、JA須高が十数年前から、オリジナル3兄弟として産地化に取り組んできた。
須高全体の出荷量は秋映68,000ケース(1ケース10kg)、シナノスイート23,000ケース(同)、シナノゴールド45,000ケース(同)を計画。3兄弟全体で昨年よりやや多い136,000ケースを見込み、須高のリンゴ全体の出荷量の2割強を占めている。
ことしは生育遅れと梅雨明け後の果実肥大期に降水量が少なかったため、果実はやや小ぶり。さびや日焼けが見られるが、食味は上々。栽培農家の関野和子さん(57、須坂市上八町)は「実は硬くて果汁が多い。とてもおいしく仕上がった。消費者に喜んでもらえると思う」、同JA営農部は「ことしも数量が少なめなので、大切に販売していきたい」と話している。
主力のふじ、サンふじは10月下旬から年内にかけて出荷される。
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