2011-09-18 07:00 am by 須坂新聞
アフガニスタンの子どもたちにランドセルを送る運動に取り組んでいる相森中学校生徒会(竹村太一会長、479人)とPTA(宮島茂哉会長)は12日、同校体育館で発送式を行った。生徒や地域住民から家庭で眠っているランドセル100個が集まり、式では活動を振り返りながら協力してくれた人たちに感謝し、運送業者に引き渡した。
同運動はNGOジョイセフの「ランドセルギフト」に賛同して始め、今年で3年目。紛争の影響などで教育機会が十分でない同国の子どもやその親の教育に対する意識を高め、復興を支援する目的。
須坂駅前でチラシを配って運動をPRしたり、市内の小中学校にも呼び掛けた。市外からも提供があった。生徒たちは1〜7日の回収期間に持ち寄り、ランドセル以外にも鉛筆やノート、消しゴムなどの文具や募金も多く集まった。ランドセル1個につき1,800円かかる送料にはPTAが行った資源回収の収益の一部を充てる。
生徒会長の竹村君は「たくさんの人に持ってきてもらい、感謝でいっぱい。相森中生徒が一丸となって集め、思いがこもっている。アフガニスタンの子どもたちには大切に利用してもらえればうれしい」と話した。
なお式にはランドセルギフトのテーマソング「桃ちゃんのランドセル」を歌うシンガーソングライターの松村謙吾さんも駆け付け、歌を披露し、会場を盛り上げた。
2011-09-18 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント
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