2011-08-28 07:00 am by 須坂新聞
第66回東海吹奏楽コンクール(東海吹奏楽連盟など主催)の中学校A編成(50人以下)の部は20日、三重県で開いた。昨年に引き続き県代表として出場した相森中が2年連続で金賞に輝き、10月22日に東京都で開く全国大会の出場権を得た。
長野、静岡、愛知、岐阜、三重の各県から代表20校が出場した。3年21人、2年24人、1年5人で臨んだ相森中は課題曲「マーチ『ライヴリーアヴェニュー』」(堀田庸元作曲)、自由曲「『交響曲第5番』より第2・第4楽章」(マルコム・アーノルド作曲)を演奏した。
「県大会の課題をクリアし、今持っている力で、これ以上はないくらいの演奏をしてくれた」と顧問の山岸浩教諭。演奏前には掛け声を掛け、みんなの気持ちを高め、心を一つにした。昨年の全国大会出場というプレッシャーをはねのけ、全員が力を出し切った最高の演奏をした。
部長の黒岩郁奈さん(3年)は「どんな結果になっても悔いはないくらい自分たちの力を100%全て発揮できた。諦めずに頑張ってきたことは無駄ではなかった」。副部長の駒津萌美さん(3年)は「諦めないで続けてきて、徐々に上達できた。残された後輩の自分たちの責任を果たせた」と喜んだ。
全国大会には相森中ら東海地区代表3校を含む各地区代表29校が出場する。昨年、相森中は銀賞だった。副部長の尾島理紗さん(3年)は「また仲間と演奏ができるので最高にうれしい。部員全員が同じ思いで演奏し、頑張ってみんなで金賞を取りたい」。黒岩部長は「今までお世話になった全ての人に感謝して、心のこもった演奏をしたい」。
山岸教諭は「全国大会は極端にレベルが高くなる。音楽に100点はないので、どんな人にも『いい音楽だった』と言ってもらえるよう、練習に励みたい。いろいろな面でお世話になっている周りのみなさんに心から感謝したい」と話した。
2011-08-28 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント
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