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木原妃菜さん（墨坂中１）〜全日本空手道連盟の強化選手に

2011-05-29 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 　全日本空手道連盟はこのほど、東京の日本空手道会館でジュニア強化選手の選考会を行った。須坂市空手協会の木原妃菜さん（墨坂中１）が小学６年〜中学２年女子組手で見事選考会を突破し、全日本ジュニア強化選手に選ばれた。
　選考会は同連盟がジュニア選手の育成を目的に開催。従来は中学３年以上が対象だったが、今回から枠を小学６年にまで下げ、初めて行った。
　木原さんは昨年８月に行われた全日本少年少女空手道選手権大会の小６女子組手で準優勝に輝いた実績から、全国枠の推薦を受けて選考会に参加した。
　小学６年〜中学２年女子組手の選考会はナショナルチームのコーチ陣が審査する中、１分半の試合を２試合行った。木原さんは年上の相手に勝つなど、全国トップレベルの選手を破り２連勝し、強化選手に選ばれた。
　木原さんは小学１年のときから全日本大会に県代表として６年連続で出場。女子組手で小学３年のときにベスト８、小学５年で３位入賞し、昨年は準優勝に輝いている。数々の大舞台を経験しているが、選考会は大会とは違って独特の雰囲気だったよう。「当日はすごく緊張したが、相手をよく見てしっかりと技が出せたのでよかった」と振り返った。
　今後は６月下旬に行われる第１回ジュニア選手強化合宿への参加を経て、国内外の試合や練習、合宿などで経験を積んでいく予定。「これからの大会ではプレッシャーもかかると思うけど、空手を思い切り楽しみたい」と意気込んでいる。
　須坂市空手協会の酒井清会長は「これからはアジア大会や各種国際大会を視野に入れ、世界の多くの選手を目で見て体感し、須坂市、長野県、全日本の代表としてさらなる飛躍をしてほしい」と期待する。