2011-05-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は今年度、市のブランドづくりに取り組む新事業を支援する「須坂市地域力創造ブランド化促進事業」を立ち上げた。目的は▽市の認知度の向上▽産業振興▽事業者の意欲の高揚、人材育成▽地域の活性化―など。事業を認定する初の認定委員会を23日、市役所で開いた。第1号事業として楠わいなりー(須坂市大谷町、楠茂幸代表)のワイナリー開設を認定した。
楠わいなりーは、ワインブドウを栽培し、これまで市外のワイナリーにワイン醸造を委託。今秋以降ワイナリーを須坂に開設することで、楠さんは「ワイン産地としての知名度を上げ、他の施設との相乗効果による観光振興を図りたい」と話している。
認定委員は中島聞多法政大学大学院政策創造研究科教授や地元会社経営者ら5人。
▽高品質、信頼性、安全性▽オリジナリティ▽須坂らしさ▽市場性▽将来性―の5項目を基準に認定した。今回の応募は1件。今後も応募を呼び掛け、審査、認定する。
認定により、設備設置などの補助(経費の3分の1以内、3年間で上限1,000万円)や、販路開拓への補助(経費の2分の1以内、3年間で上限100万円)などが受けられる。
市は「須坂初のビジネスモデルを支援することで、活力ある地域の再生につなげたい」と話す。問い合わせは市政策推進課☎026-248-9017まで。
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