須坂市から9年連続大臣表彰〜全国「みどりの愛護」つどい

2011-05-28 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 第22回全国「みどりの愛護」のつどいがこのほど富山市で開かれ、花と緑の愛護に功績のあった団体として須坂市の豊丘町老人クラブが国土交通大臣表彰を受けた。全国で101団体、県内では3団体が受賞。須坂市からは9年連続10団体目の大臣表彰となり、市や市民が取り組む花と緑のまちづくりが全国的に高い評価を得ている。
 同クラブ(会員102人)は昭和58年から同町を通る県道沿いに約150平方メートルの花壇を作り、花の手入れや周辺の清掃活動を始めた。花壇はバス停脇にあり、通勤や通学の人たちともコミュニケーションを図りながら活動。マリーゴールド、サルビア、カンナを効果的に植え、背面にはヘブンリーブルーを配置して、立体的な花壇として整備している。また、土づくりに力を入れることで秋遅くまで花が咲き続け、大勢の人たちに安らぎと潤いを与えると共に明るいまちづくりに寄与している。
 市役所へ受賞報告に訪れた同クラブ前会長の田中義雄さん(76)は表彰式の様子を紹介しながら、「表彰式は夢のようだった。長年続けてきた活動の成果が実ったもので、改めて受賞の重みを感じている。今年も6月から活動を開始するので、皆で力を合わせて 一層頑張っていきたい」と話し、三木正夫市長は「須坂市が9年連続で大臣表彰を受けたのは市内の多くの地域で多くの皆さんが花づくりに取り組んでいる証拠で、須坂の地域力を評価していただき、市としても大変名誉なこと。今年もきれいな花を咲かせてください」と感謝と激励の言葉を述べた。
 なお、須坂市関係の大臣表彰は、平成15年に南原町老人クラブ、16年に春木町老人クラブ、17年に仁礼宿・花いちもんめの会、18年に南小河原町花の会、19年に東中学校、20年に馬場町老人クラブと小山町老人会、21年に上八町老人クラブ、22年に仁礼町老人クラブが受賞している。

2011-05-28 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。