2011-05-14 07:00 am by 須坂新聞
改選後初の県議会臨時会は2日目の10日、正副議長選を行い、第85代議長に村石正郎さん(71、須坂市・上高井郡区、当選5回、須坂市下八町)を選んだ。本会議での投票は行わず、指名推選により全会一致で選出した=写真は本会議場で議長席に着く村石さん。任期は1年。須坂市からは故田中英一郎さん(平成元年3月〜2年3月)、中島輝夫さん(平成11年5月〜12年3月)に続き3人目。
正副議長選にはそれぞれ一人が届け出た。
議長は最大会派自民党(20人)の5期以上4人のうち副議長経験者を除く3人が候補に上がったが、他会派の支持が得られる村石さんでまとまった模様。
本会議に先立つ所信表明会で、村石さんは「日本の最大の問題は大震災の被災者救済と復興への対応。地方の行財政は厳しさが予想され、税収減の影響などに対応が迫られるが、県民生活向上の選択肢は重要となる。限りない公平公正な立場で、議会制民主主義のルールにのっとり、県民の福祉の向上や豊かな県民生活に誤りのない議会運営をしたい」と決意を語った。
後援会須高を愛する会の小布施茂会長(須坂市高梨町)は取材に「支持者の信頼をつなげる人であり、信義に厚い人。県民のために職分を果たしてくれるものと思う」と話す。
須坂市の三木市長は「市議経験があり、市町村行政にも詳しい。地方主権の立場で活動されることをご期待申し上げる」と話す。
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