須坂病院〜来月から電子カルテに移行

2011-04-17 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県立須坂病院(斉藤博院長)は、患者サービスの拡充や医療の質的向上、業務効率の拡充を図るため、5月1日から電子カルテシステムに移行する。医師や看護師、薬剤師、検査技師ら複数の医療従事者が同時にコンピューター画面上で患者情報を共有でき、医事会計システムとも連動して時間短縮が期待される。移行まで入力実践を行っている。県立5病院では木曽、こども病院に続いての導入。
 病院業務の電子化は全国的に整備が進んできている。同院のシステムは、医師が各種検査や処置、処方箋などを指示するオーダー機能とカルテ記述機能、看護師による患者情報の記録を核に、栄養管理や服薬指導、検査、健診、地域連携など部門システムと医事会計システムなどがネットワーク化され、データ一元管理ができる。
 導入後は従来のカルテ(紙文書による診療記録)を併用する。今後、県立病院や医療機関など外部との共有化も構築できるとする。
 1日現在、医師52人(研修含む)、看護師219人、薬剤師11人、放射線技師11人、臨床検査技師19人(パート含む)、管理栄養士5人、視能訓練士3人、臨床工学技士6人、理学・作業療法士6人、言語聴覚士1人、事務42人、医師事務補助者8人、業務委託、派遣を含め総勢479人。

2011-04-17 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。