2011-04-16 07:00 am by 須坂新聞
消防庁が整備する、全国瞬時警報システム(J―ALERT、ジェイ・アラート)は、県内6市町村に接続しているが、須坂市は12日、自動接続から手動に切り替えた。
気象庁は今回の「緊急地震速報」が的確に発表できない場所が生じているとして、手動に切り替えることを先月15日付で通知している。市は12日朝8時8分の千葉県北東部で発生した震度5弱の緊急地震速報に長野県北部が含まれ、実際の須坂市震度が軽微だったため、手動に戻した。
同システムは平成21年1月から市内で運用を始め、市は今年2月に自動に切り替えたばかり。3月12日午前4時すぎ、長野県北部地震の発生を知らせる「震度速報」が自動接続後初めて市内屋外放送子局87カ所から防災行政無線を通じて放送された。市は「当面手動で対応する」とする。
緊急地震速報は、長野県北部で震度4以上と予想される場合に事前に知らせる。震度速報は、長野県北部で震度4以上が発生した事後に知らせる仕組み。
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