【須高地区小中学校入学式】小学校600人、中学校706人が入学

2011-04-10 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須高地区の小中学校の入学式は5日、各校で一斉に行われた。今年は小学校600人(昨年比73人減)、中学校706人(昨年比16人増)が入学し、新生活をスタートさせた。また本年度開校の須坂支援学校は6日に行い、全校10人が入学した。

 森上小学校では、54人(男子25、女子29)が、上級生や先生たちの温かい拍手に迎えられて体育館に入場。喜びと緊張の面持ちで入学式に臨んだ。 
 式辞で古川裕子校長は「皆さんの入学をみんなで楽しみに待っていました。学校で生活するために“あいうえお”のお願いがあります。朝ごはんを食べる、命を大事にする、運動をして丈夫な体を作る、笑顔で毎日友だちと楽しく、お話をしっかり聞く。この5つができるようになると、立派な小学生。元気にがんばっていきましょう」と話した。
 教室では担任の先生から1人ずつ名前を呼ばれ、「はい」と元気に返事。真新しいランドセルにたくさんの教科書をしまうと、すっかり小学生の表情になっていた。
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 東中学校では、少し大きめの真新しい制服に身を包んだ新入生75人(男子35、女子40)が、吹奏楽部の演奏と上級生や保護者らの温かい拍手に迎えられ、やや緊張した面持ちで体育館に入場。校長や来賓のあいさつに耳を傾け、気持ちを新たにしていた。
 式辞で伴野健校長は「東中学校は学ぶ心・思いやる心・鍛える心の三心を磨き、自立する場。不安定な世の中だが、どんな状況でもあきらめず、自分を鍛え、粘り強くなって。困難に自ら挑み、鍛える心を磨こう」と呼び掛けた。
 新入生代表で中嶋未沙希さんは「1日入学で小学校との違いを感じ、中学生としてやっていけるか不安だったが、早く慣れたい。体を動かすことが好きなので、部活見学が楽しみ。三心自立の精神を磨き、有意義な学校生活を送りたい。楽しいこと、つらいこと、大変なことがいっぱいあると思うが、75人全員で力を合わせて乗り越え、成長したい」と決意を述べた。

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