2011-03-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市学校給食センターはこのほど、食育活動の一環で、給食のメニュー28品目を掲載した「作ってみよう! おすすめ給食レシピノート」を発行し、市内の小中学校に通う子どもの家庭に1冊ずつ配布した。県の安心子ども基金を活用して5,000冊を制作。新年度入学する小学1年生の家庭にも配布する。
掲載したのは、みそすき風煮、豚肉のかりん揚げ、スタミナピリ辛肉みそ丼の具、ひんのべ、長芋のそぼろ煮など。伝承料理や地域の食材を使用するものなど、手軽に作れるメニューを取り入れた。センター職員が給食の記録用に毎日撮影した写真をカラーで載せ、食材の説明や調理のヒントを加えた。
栄養教諭の清水智子さんは「家庭で取り入れてほしいメニューを選んだので、ぜひ親子で会話をしながら作ってみてほしい。給食がもっと身近なものになればうれしい」と話している。また「給食の作り方でわからないことや栄養面など、なんでも気軽に問い合わせてください。学校給食センター自体がもっと身近な存在でありたい」とも。
同センターは民間委託になってちょうど1年。この間、衛生管理が強化され、献立は小学校コース、中学校コースに明確化。給食センターだよりを毎日発行して子どもたちに食の情報提供を行うなど、食育の推進に力を入れている。
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