2011-03-19 07:00 am by 須坂新聞
須高3市町村は、11日午後2時46分ごろに宮城県三陸沖で発生した大震災と、12日午前3時59分ごろに長野県北部で発生した地震の被害状況について、いずれも公共施設に異常はなく、市民からの被害報告もなかったという。
消防庁が整備する、全国瞬時警報システム(J―ALERT、ジェイ・アラート)は、県内6市町村が接続しているが、須坂市では平成21年1月から運用を開始し、先月から自動接続に切り替えた。長野県北部で震度4以上と予想される場合に事前に知らせる「緊急地震速報」と、長野県北部での震度4以上の発生を知らせる「震度速報」が12日午前4時すぎ、自動接続後初めて防災行政無線を通じて市内に放送された。
震度は震源地に近い市外(栄村等)を示したため、市は肉声で須坂市の震度(3や2など)も追加放送した。
須坂市水道局は避難所生活を続ける栄村へ12、13、15日に各2人の職員を派遣し、給水援助を行った。小布施町も派遣、高山村は準備している。
県立須坂病院は避難所生活を続ける栄村へ13〜15日の3日間、職員5人(医師1人、看護師3人、事務1人)を、15日〜18日の4日間は5人(医師2人、看護師2人、事務1人)を派遣した。村役場を中心に村内救護所を回り、村診療所や飯水医師会とも力を合わせて診療に当たった。中越地震、中越沖地震、栄村の豪雪に続く4回目の災害時医療救護班の派遣となった。このため一部の診療科を休診とした。
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