2011-03-06 07:00 am by 須坂新聞
地産地消「信州を食べようキャンペーン」推進委員会とJA全農長野は、県内の小中学校の全児童生徒らに長野県産エノキダケの加工品「なめ茸」を寄贈した。須坂市でも28日、関係者らが小山小学校を訪れて、贈呈式・食事会を行った。
今回はJA全農長野が全県の児童生徒に味わってもらおうと、長野県に「なめ茸」約21万本を贈呈。県は各団体と同委員会を組織、きのこの消費拡大、食農教育、地産地消などを目的に同事業を展開した。児童生徒に各1本配ったほか、学校給食の食材として須坂市の全16校になめ茸60kgを提供した。
須坂市は、なめ茸をキャベツ、ホウレンソウとの和え物にして献立メニューに加えた。2年東組で行われた食事会では、児童と関係者が共に味わった。古澤琳音君と平山凛さんは「甘みがあって、食感もよくておいしい」と味わい、担任の田中洋祐教諭は「地産地消の試みは子どもが食べ物を身近に感じてくれ、残さずに食べてくれる」と喜んでいた。
JA須高きのこ部会長の植木春夫さん(須坂市小島町)は「孫と一緒にいるようで楽しい。きのこは健康にいい。子どもの頃から味に親しみ大人になってもずっと食べてほしい」と話した。同委員会は今後も学校給食などで地産地消のPRを推進するとしている。
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