2011-03-05 07:00 am by 須坂新聞
社会福祉法人わらべ福祉会(須坂市馬場町、松本善雄理事長)が坂田町に建設していた「さかた山 風の子保育園」の園舎がこのほど完成した。13日に竣工式、4月1日に入園式を行う。
今年度閉園する公立の須坂南保育園に代わる民設民営の保育園で、定員は90人。敷地面積は約4,200平方メートル。園舎は木造平屋約1,000平方メートル。全館床暖房で、園児は基本的に裸足(はだし)か靴下で生活する。冷房設備は未満児の部屋などに完備した。また、広々とした遊戯室とランチルームが隣接し、開放的な空間になっている。
通常保育のほか、一時保育、ゼロ歳児保育、障害児保育、病後児保育を行う。病後児保育は同園の在園児以外にも、市内在住または市内の幼稚園、保育園に在籍する園児が医師の医療情報提供書を提出し、利用できる。
4月1日時点の入園児は74人で、順次増える予定という。園長は元高校教師で同園開設準備室長の永井富寿子さん(小山町)が就き、主任保育士、保育士11人、調理師2人、栄養士1人、看護師1人の計17人が常勤。このほか、延長保育や加配職員など数人がパートで勤務する。
松本理事長は「実現までに何年もかかったが、ほぼ理想通りの保育園ができあがった。自然に恵まれた環境の中でのびのびと、子ども一人ひとりの成長に合わせた保育を行っていけるものと期待している」と話している。
設計・監理はアーキプラン。施工は北條・山岸特定建設共同企業体。
2011-03-05 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy