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冨沢隆治さん・太子町安全パトロール隊が全国表彰

2011-01-30 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　去る１月18日に東京で開かれた第51回交通安全国民運動中央大会（全日本交通安全協会と警察庁主催）で優良運転者として交通栄誉章緑十字（りょくじゅうじ）銀章が贈られた須高交通安全協会副会長の冨沢隆治さん（79・須坂市沼目町）と、優良団体表彰を受けた須坂市太子町安全パトロール隊隊長の篠原俊六さんがこのほど、須坂警察署を訪ね、受章を報告した。
　冨沢さんは昭和31年安協に入会。須高農協に勤務し、自ら安全運転に努めると共に職務を通して交通安全活動に尽力した。市安協日野支部長、市安協副会長など歴任し、昨年５月から須高安協副会長に就任。今回の受章では内助の功で支えた倶子（ともこ）夫人にも感謝状が贈られた。
　太子町安全パトロール隊（隊員20人）は平成18年３月、地域の交通安全や防犯活動を目的に区民有志で結成。児童の登下校の安全を確保するため、須坂小学校と緊密に連携し、１日も休むことなく通学路に立ち、見守り活動を実践している。危険個所のパトロールも日常的に行っている。県警本部長からは市内全域を対象とした「パトロール実施者証」を交付され、広域な交通安全活動にも取り組んでいる。
　宮嵜順署長や佐々木啓佐義須高安協会長らからねぎらいの言葉を掛けられた冨沢さんは「身に余る光栄。皆さんのご指導のおかげ。この受章を励みに、これからも心新たに頑張っていきたい」、篠原さんは「重みのある表彰で恐縮している。強制することなく自主的に参加していることがいいと思う。これからも地域の人たちが安心して暮らせるようにできるかぎり続けていきたい」と感謝していた。