須坂市がひとり暮らしの高齢者に配布したのは?

2011-01-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市はこのほど、65歳以上のひとり暮らし高齢者の在宅での安全と安心を守るため、マグネットシート製の連絡板「暮らしのあんしん板」を作り、各町民生委員を通じて、対象となる約1,500人に配布した。
 シートは縦40㎝・横30㎝の2色刷り。緊急時の連絡先、かかりつけ医、民生委員の氏名や連絡先、高齢者相談窓口の地域包括支援センター(24時間対応)の電話番号、警察の110番や火事・救急の119番を明記。市高齢者福祉課では「緊急時の連絡がスムーズにいくよう、誰もが目にしやすい冷蔵庫に貼ってもらい情報が共有できれば」としている。
 今回の対象者のうち境沢町の尾崎文代さん(90)宅には同町民生委員の永田繁江さんが訪問、趣旨や使い方を説明し、一緒に冷蔵庫に貼った。尾崎さんは「とても便利だと思う。大きな字で分かりやすい。ありがとうございました」と喜んでいた。
 同課では「この暮らしのあんしん板にはお孫さんが高齢者の方をいつも見守っているというイメージで、オリジナルのキャラクター『みまもるくん』も考案、一緒に印刷しました。今後は『みまもるくん』を活用した情報発信もしていきたい」と話している。

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