須坂署が大活躍したのは?

2010-12-12 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県警察本部はこのほど、県内の交番や駐在所に勤務する警察官や交番相談員が作製した「広報紙コンクール」の審査を行い、須坂署から東駐在所の太田計佐廣さんと小布施町交番相談員の松本信夫さんの作品が最高賞の金賞に選ばれた。須坂署は4部門のうち2部門の最高賞を獲得、宮嵜順署長は「地域の第一線にある交番や駐在所が発信する情報はいかに地域に密着し、皆さんに伝えていくかが重要。その手段としての広報紙で高い評価をいただきありがたい。これからも住民の安心安全のためにあらゆる努力をしていきたい」と話している。
 16回目の今回は、警察官が作ったミニ広報紙と速報、警察官OBらが務める交番相談員が作ったミニ広報紙と速報の計4部門に、県内22警察署から62点が本部に推薦され、題材の選択、記事の内容や分かりやすさ、見栄えの良さなどを基準に審査した。
 太田さん(54、千曲市出身)は警察官・速報の部で初の受賞。9月中旬、管内に出没した熊への注意を呼び掛けるため「速報あずま」を発行、熊が吠えているイラストを紙面いっぱいに描いた。太田さんは「夫婦(妻順子さん)で話し合い、何枚も書き直しました。3Dの時代ですが、鉛筆の手書きで熊の迫力や怖さをどのように表すか苦労しました。この受賞を励みに、今後も地域の人たちに役立つ情報を発信していきたい」と話している。太田さんは平成14年3月から4年間小河原駐在所に勤務しており、須坂署は2度目の赴任となる。
 松本さん(62、須坂市豊島町)は交番相談員・ミニ広報紙の部で初の受賞。毎月1回作る広報紙のうち、夏の交通安全運動や夏山遭難防止、少年の非行防止などを呼び掛けた「パトロールおぶせ7月号」が評価された。松本さんは「思いがけない賞でびっくりしています。地域情報やその時期の重点項目をイラストを使い、全体のバランスを考えながら作っています。これからも見てもらい読んでもらえる広報紙づくりを心掛けていきたい」と話している。松本さんは昨年3月、長野中央署飯綱町交番所長で退職、同年4月から小布施町交番の相談員を務めている。須坂署には平成14年3月から4年間総務課に在籍した。

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