【湯っ蔵んど】女性視点でサービス充実へ

2010-12-05 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 日帰り温泉施設「湯っ蔵んど」(須坂市仁礼)を管理運営する、蔵のさと温泉共同企業体(熊原勝代表)は10月から、8部署のうち4部署のリーダーに女性を登用した。同企業体の従業員は50人のうち半数の25人が女性。同館の利用者は7割が女性とみられ、女性の視点が重要視されることから抜てきした。
 ホール・宴会リーダーの沼田由右子(ゆうこ)さんは、湯っ蔵んど開館3カ月後から勤務し、13年目。リーダー就任後2カ月が経過する。「心のサービスが求められる。優しさや思いやり、感動を大切に、お客さまとの会話を通じて成長できる喜びがある」と話す。
 売店は小坂有美子さん。「総勢3人で知恵を出し合い、温泉施設にはない洋服なども並べ、あっと驚かれる品ぞろえで買う楽しさや見る楽しさが味わえるよう、新しい物にも目を向けている」。
 2階正面の喫茶は中山朋美さん。「色鮮やかな品(ケーキ、プリン、ゼリー、シュークリーム)で目を楽しませ、帰りに別腹でいかがですか、と呼びかけている」。総勢はパティシエ含め3人。
 ガーデンレストランSAWARABIの店長は10月から義家道子さん。「スタッフのモチベーションが上がるよう、同じ方向を向くように心がけている。畑もレストランチームで担当し、地元で育てた野菜を自信を持って勧めたい」と話す。調理場、ホールの4人。
 部署別売り上げが前年同期比で伸びているという。女性が活躍し、女性の心をくんだ施設づくりに励む。

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