【須坂市役所】東庁舎耐震工事近く完了

2010-11-20 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市役所東庁舎の耐震補強等工事は今月末で完了する予定=写真は17日。平成18年度の本庁舎耐震補強工事と19年度に旧市民会館(市役所西館)を解体して造成した多目的(防災)広場の一連の整備が終わり、市は平時のほか災害時の対策本部機能を増強した。一方、老朽化する須坂市保健センターの改修工事も今月末で完了する予定。
 東庁舎は鉄筋コンクリート造り地上3階、地下1階建て。延べ床面積は約2,800㎡。昭和55年の建築。1階は教育委員会や水道局、市長部局など。2階は議会事務局や会派室、応接室、委員会室など。3階は議場や委員会室など。地下は書庫や倉庫、機械室。
 本体工事はプレキャスト耐震ブレース(筋交い)6カ所設置、耐震補強壁4カ所設置、外壁・屋根・建具など改修した。電気設備は耐震補強に伴う工事のほか、議員出勤確認装置設置や2・3階廊下をLED照明に換え、省エネにも配慮した。機械設備は耐震補強に伴う工事のほか給水管・ガス管の改修など。
 設計監理は宮本忠長建築設計事務所。本体はマツナガ建設。電気は大丸電機商会。機械は旭日管機。契約額は合計約1億円(設計を除く)。このうち対象となる約6,700万円は起債、残りは一般財源。
 一方、保健センターは耐震診断の結果、耐震性能を有することから、壁のクラック(亀裂)と屋根の補修、天井アスベスト除去、天井・床・壁の改修、エアコン屋外機架台補強の工事を行った。
 設計監理は幸建築設計。本体は北条組須坂支店。電気はオメノ。機械は西田管業。契約額約7,700万円(設計監理を含む)は一般財源。鉄筋コンクリート造り3階建て。延べ床面積約1,600㎡。昭和56年の建築。

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