2010-11-14 07:00 am by 須坂新聞
JA須高管内で31日、リンゴの主力品種「サンふじ」の出荷が始まった。今月中旬からピークを迎え、12月中旬まで出荷が続き、果樹王国須高を代表する味覚が全国各地に届けられる。
ことしは春先の低温や夏〜秋の高温干ばつなどの異常気象もあったが、おおむね良好に育った。サンふじはリンゴ全体の4割を占める24万ケース(1ケース10㎏)の出荷を計画している。有袋ふじを含めると5割の出荷量。生産量は高齢化や春の低温などの影響で結実がやや不良で2割ほど減少する見込み。価格は1割以上高めで推移している。
栽培農家の飛沢孝保(たかお)さん(58、小布施町大島)は「10月の高温傾向で着色は遅れ気味だが糖度は例年より高い。春先の凍霜害の影響で収量減は確実だが、心配していた玉の伸びは順調に育ち、少しでもカバーできればありがたい」と話し、JA須高は「今年のサンふじは着色、味共に申し分ないが、他品種同様に数量が少なめ。旬のリンゴを味わって」としている。
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