2010-09-18 07:00 am by 須坂新聞
果樹王国・須高の秋の味覚の本格出荷が始まった。JA須高では10日、須坂生まれのブドウ「ナガノパープル」が初出荷。年々出荷量が増え、ことしは昨年の5割増しの45,000ケース180トンを計画。全国シェア7割を占め、ブドウの王様巨峰と共に日本一の生産を誇る。
県果樹試験場が6年前に育成。皮ごと食べられ、種がなく甘さも抜群。須高はいち早く導入、現在350軒の農家が栽培している。今年は高温干ばつの影響で粒はやや小ぶりだが、甘みは強く房型も良好。弱点の裂果も生産者の努力で大幅に減少。ピークは今月下旬まで、出荷は10月中旬まで続く。
高級果実として、関東、中京、関西方面に向けられる。卸値は巨峰の2倍強。出荷は須坂ブドウセンター、日野ブドウターミナルセンター、小布施ブドウセンター。JA須高は「今年は天候が心配されたが、ナガノパープルは順調に育っている。ブランドとして定着させ、農家の生産意欲と手取り向上につなげたい」と話す。10日は約7トンを出荷。写真は検品の模様。
巨峰は9月1日に初出荷され、昨年比12%減の80万ケース・3,200トンを計画。リンゴはシナノ3兄弟が9月末から、サンふじは11月上旬から出荷する。
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