2010-08-08 07:00 am by 須坂新聞
長野電鉄は10月末までの完成予定で須坂駅にエレベータ3基を新設する工事を行っている。国のバリアフリー法(高齢者、障害者等移動円滑化促進法)で1日5,000人以上の乗降客がある駅に義務づけられ、長野駅(今年1月完了)に続いて行っている。駅舎と1・2番、3・4番ホームで上下5mの移動が可能。バリアフリー対応で最大11人乗り。乗り込んだ方向のまま降りられる貫通型が特徴。
設置は本年度までとされ、同社では2駅が該当する。長野駅は1日約1万人、須坂駅は約6,000人が乗降する(平成19年度)。
事業費は1億2,000万円。国の交通施設バリアフリー化設備整備費補助金や県、須坂市の補助合計8,000万円(市は3,000万円)を活用し、残りは同社が負担する。
工事はほかに駅舎とホームをつなぐ誘導ブロックの敷設や、駅舎2階に自動ドア2カ所を設け、四半世紀たつ駅舎の一部改修でオーバーブリッジの骨組み補強工事を行う。改札口は車いすやサイクルトレイン用に広げた。
同社は「ご迷惑をおかけしていますが、完成後は高齢者等の利便性が高まり、移動が円滑になります」と話す。施工は長電建設。
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