「須坂カッタカタまつり」にぎやかに

2010-08-01 07:00 am by 須坂新聞

趣味・生活 icon 須坂の夏を彩る第33回須坂カッタカタまつりは24日、駅前通りと国道403号を歩行者天国にして開かれ、踊り手や観客ら大勢が繰り出した。23日には花火大会が復活、伝統の祇園祭と合わせて、今年の須坂の夏祭り週間は従来の催しが出そろう中でにぎやかに行われ、祭りに参加する人々の笑顔と共に地域を活気づけた。
 当日は午後のわずかな時間、灰色の雲が見受けられたが、雨の心配もなく、3時半から「おまつり広場」がスタート。路上には食・衣類・雑貨・玩具など多彩なフリーマーケットが約35区画並び、踊りの祭典が始まる前のイベントではステージパフォーマンスに天明五閑太鼓と須坂市空手協会、ダンスパフォーマンスに8団体が出演し、日ごろ鍛えた技や演技を披露した。
 ダンスパフォーマンスには須坂東高と須坂高が初参加。最後に、同じく初参加した須高防犯協会連合会女性部(須高エレガント)のリードで、防犯ダンスの「イカのおすし」を出演者や観客も交えて踊り、大いに盛り上がった。
 踊りの祭典には51連(申し込みは2,821人)が参加。市消防団音楽隊パレードに続いて、6時過ぎ、三木市長の開会宣言でスタート。正調須坂小唄や新須坂小唄に合わせて、老若男女の踊り手たちが、電線地中化などで広くきれいになった駅前通りなどを練り歩いた。子どもや若い人たちは「カッタカタ」のおはやしに合わせて、「それっ」と元気にジャンプしていた。
 また、駅前通りと国道403号の交差点には「踊りやぐら」を初めて設置、市内の舞踊社中が踊りの見本を示すと共に華やかな彩りを添え、大休憩では恒例の竜みこしが繰り出し、昇竜太鼓の威勢のいい響きが祭りを盛り上げた。
 主催の実行委員会では「天候に恵まれ、進行もスムーズに行き、ごみの回収も各連にご協力いただいた。今回見直しを図った点がいくつかあり、その検討を加えて、さらに誰もが楽しめる市民祭りにしていきたい」と話している。 
 なお、コンテストは前回まで実施していた踊り部門を廃止、仮装とデコレーションの2部門で行った。
【仮装】▽最優秀賞 元気・最強・パワフル小山っ子連(小山小)▽優秀賞 南横町連▽特別賞 かんだっこ連(須坂小) 3礼魂連(仁礼小)
【デコレーション】▽最優秀賞 八幡町連=▽優秀賞 馬場町連▽特別賞 東横町連 北横町連 カンガルーの西濃運輸連 いけいけ相森連。



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