【JA須高青年部】婚活をチームでサポート

2010-07-25 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon JA須高青年部は6月、部員の結婚をサポートする婚活チーム「担い手育成タスクフォースチーム」を結成、独身の部員12人が結婚へ向けて活動を始めた。農家の未婚化・晩婚化が進み、パートナー不在は将来の農業経営に大きな影響を与えるため、青年部は婚活チームで、出会いの機会と魅力アップづくりの場を提供する。

 設立は、県で農業後継者・担い手を担当する宮崎早苗専門技術員が青年部から相談を受けて提案したのがきっかけ。県の婚活サポート補助事業として実施、JA須高、長野農業改良普及センター、須高農業青年クラブ協議会が後援する。
 同青年部は約70人、20代後半〜30代後半の独身が12人。宮崎さんは「伴侶なしでは次世代につながらない。見合いを進める人も少ない中、チームは大きな役割がある」と話す。 事業はセミナー、農業体験など。初回は結婚相談室マリーエール(塩尻市)代表の田中博文さんを迎えて、魅力アップ講座を開いた。
 田中さんは「女性の花嫁修業に対して、男性に花婿修業がない。その結果、結婚したくなる男性が少ないと言われる」と指摘。
 モテる男の条件として「容姿ではなく自信であり、それが安心感につながる。自信の裏づけとして経験が大事。また、見た目(第一印象)が運命の分かれ目だが、顔や体の造形ではなく、服装などのセンスや清潔感、身のこなし。会話力は話術とは別で上手でなくていい。視線を合わせ、喜怒哀楽の表情で話し、相手の話に共感しよう」と結んだ。
 当日は7人が参加。講座の前後にJA女性職員人と会話研修、職員から印象や会話力についての評価・意見を聞いた。チームリーダーの中村守さん(高山村緑ケ丘)は「魅力アップには努力と普段からの心掛けが必要と感じた」と話した。
 なお、9月4、5日に「農業体験を通じて素敵な出会いを」と題したイベントを企画、農業に興味ある未婚の女性に呼び掛けている。申し込み・問い合わせはJA須高フルーツセンターの小島さん☎026-248-4800。

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