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【みんなの花火大会】市民募金全額投入するのは？

2010-07-11 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　昨夏不況のため中止した花火大会を復活させ、新名称の「須坂みんなの花火大会」を7月23日に百々川緑地で開く実行委員会（事務局・須坂商工会議所）は6月末日まで募金活動を展開、一般市民から約168万円の善意が寄せられた。その結果、企業・商店からの協賛金約460万円、市からの負担金200万円などを合わせ、一方で経費削減に努めたことで、通算23回目の大会は前回並みの約2,000発の花火が打ち上げられる見通しとなった。

　募金の内訳は▽ゆうちょ銀行への振り込み（実行委員会が手数料を負担。振込用紙付きチラシを市内全戸に配布）＝487件で115万円▽八十二銀行須坂市役所出張所口座への振り込み（手数料自己負担）＝9件で48,000円▽募金箱（公共施設など約20カ所に設置）＝12万8,638円▽街頭募金（1月9日〜6月25日まで観光地やイベント会場などで13回実施）＝35万7,956円。合計で168万4,594円となり、市民募金の目標にしていた100万円を大幅に上回った。
　企業・商店からの協賛金は最終的に176事業所が461万9,000円を提供した。公募したメッセージ付記念花火は誕生・結婚・長寿など12件・25万円の申し込みがあった。
　その結果、当日は午後7時からのオープニングイベント、7時45分からのメッセージ付き記念花火に続いて、19プログラムを用意、フィナーレでは市民募金の全額を投入した花火大会復活記念のビッグワイドスターマイン「須坂の夜空に満天の華」が打ち上がる。
　オープニングイベントでは①須坂東高校ダンス同好会②須坂高校ダンス部③篠塚麗比フラスクールがパフォーマンスを披露する。
　実行委員会では「新たな団体が加わった実行委員会のもとで市民花火として再出発することができ、感謝したい。多くの皆さんの思いを込めた心に残る大会にしたい」と話している。また、現状で人員が不足している翌朝6時半からの清掃活動への協力を呼び掛けている。問い合わせは事務局の須坂商工会議所☎026-245-0031まで。直接参加も可。
　なお、実行委員会は8日に会合を開き、プログラムを市内全戸に配布するほか、当日会場で、24日にはカッタカタまつり会場で、来年に向けての募金活動を行うことを決めた。