【全国「みどりの愛護」のつどい】仁礼町老人クが国交大臣表彰

2010-06-06 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 第21回全国「みどりの愛護」のつどいがこのほど兵庫県で開かれ、花と緑の愛護に功績のあった団体として須坂市の仁礼町老人クラブが国土交通大臣表彰を受けた。全国で86団体、県内では4団体が受賞。須坂市からは8年連続9団体目の大臣表彰となり、市や市民が取り組む花と緑のまちづくりが全国的に高い評価を得ている。

 同クラブ(会員115人)は昭和60年から同町を通る国道沿いに約150㎡の花壇(写真)を作り、花の手入れや周辺の清掃活動を始めた。通学路に位置しており、子どもたちとコミュニケーションを図ると共に、小中学校や団体とも連携して地域全体の美化に努めている。
 花壇にはサツキやドウダンツツジの周囲にマリーゴールド、サルビア、カンナを効果的に植え、土づくりに力を入れることで、秋遅くまで花が咲き続け、大勢の人たちに安らぎと潤いを与えている。
 市役所へ受賞報告に訪れた同クラブ前会長の目黒正幸さん(80)と現会長の駒津信さん(76)は「花づくりを始めて25年、携わってきた多くの皆さんの積み重ねが評価され本当にうれしい。花や緑は人の心を豊かにする。これからも新たな気持ちで花づくりに取り組んでいきたい」と話し、応対した須坂市花と緑のまちづくり推進委員長を務める井上副市長は「市民の皆さんの花に対する思いが連続して大臣表彰につながり、市としても大変名誉なことでありがたい。9年・10年と続いてほしい。今年もきれいな花を咲かせてください」と労をねぎらった。
 なお、須坂市関係の大臣表彰は、平成15年に南原町老人クラブ、16年に春木町老人クラブ、17年に仁礼宿・花いちもんめの会、18年に南小河原町花の会、19年に東中学校、20年に馬場町老人クラブと小山町老人会、21年に上八町老人クラブが受賞している。

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