2010-04-19 07:00 am by 須坂新聞
須坂市北横町、桜木町通りのコモリ餅店(島田昌明代表・42)はこのほど、地元産リンゴなどを使った「須坂フルーツおこし」を開発、素材のおいしさがそのまま楽しめ、須坂の新しい土産品として期待されている。
リンゴのセミドライにクランベリーなどを加えたものと、手作りキャラメル味グラノーラなどを加えたものの2種類を用意。最近のおこしの原料は小麦だが、フルーツおこしはすべてうるち米を使用、高級感があり、リンゴなど素材の風味が楽しめる。それぞれ28個入り(約160g)で600円。容器はおしゃれなオリジナルペットボトル。
フルーツおこし誕生は、同店が参画している須坂フルーツ研究会で、県農村工業研究所(須坂市上町)が昨年開発したリンゴのセミドライに出会ったのがきっかけ。
島田さんはまんじゅう、ようかん、焼き菓子に入れるなどしたが、製造過程でセミドライが水分を含んで元のリンゴに戻ってしまう。試行錯誤の末、セミドライのおいしさをそのまま生かせるおこしを思いついた。島田さんは「今までのおこしとは違うので召し上がってください。須坂の魅力的な土産物に育てていきたい。フルーツおこしで須坂の町おこしにつながれば」と意欲に燃えている。同店☎026-245-0528。
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