須坂の花火名称決定!!〜7月23日に開催

2010-04-17 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 不況の影響で昨年夏の「蔵のまち須坂花火の夕べ」を中止、今年夏の復活に向け、市民総参加の大会にしようと、構成団体を拡大して2月に設立した須坂市花火大会実行委員会(委員長=牧勇男須坂商工会議所会頭)は15日、須坂商工会議所で実行委員会を開き、市民から公募した新名称を「須坂みんなの花火大会」とすることを決めた。大会は、設立総会で7月23日(金)に百々川緑地で開くことを承認しており、会合では予算確保に向けた取り組みなどについて話し合った。終了後、正副実行委員長が三木正夫市長を訪ね、資金のさらなる援助などを旨とする要望を行った。

 実行委員会では「財源の多くを企業・商店などの寄付に頼っていた従来の形から脱却、市民、企業・商店、行政が共創して開催する市民花火」を目指しており、その象徴として新名称を募集した。
 応募は北海道から山口県まで78点あり、事前の幹事会で絞り込んだ5点を候補に話し合いと投票を行った。その結果、市民みんなで創る花火大会という趣旨が表現されているとして、須坂市境沢町の坂詰景子さんが応募した「須坂みんなの花火大会」が多くの賛同を得た。
 市民からの協賛に関しては、ゆうちょ銀行への振込用紙を付けたチラシを区長会の協力を得て全戸配布し、賛同者が1口1,000円を寄付する方法をとったほか、公共施設や須坂商工会議所窓口への募金箱の設置、現金書留の受け付け、街頭での募金なども実施していく。
 このほか、収入増加策として駐車協力金を従来の2倍の1,000円にする、経費削減策として▽ポスター・プログラムを作成しない▽翌日の清掃をボランティアで行う▽アナウンスは高校生に依頼する―などが出された。
 牧実行委員長は「開催に向けできるかぎりの方策を講じていきたい。たとえ規模が小さくなっても必ず開く。皆さんの絶大なるご協力をお願いします」と呼び掛けている。
 なお、実行委員会では臥竜公園で11日に募金活動を実施(関連記事8面)、きょう17日とあす18日も行う。

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