須坂の玄関口を整備するのは?

2010-04-11 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 須坂市村山町の住民有志でつくる「やまぼうし会」はこのほど、須坂建設事務所、須坂市とアダプトシステム協定を締結した。県管理の国道406号(村山新橋東側)沿いなどの美化活動に励む。
 同システムは地域の住民、団体などが道路の一定区間の里親として、道路管理者と協定を取り交わし、ボランティアで歩道、植樹帯などの美化活動を行う制度。県は必要な道具・材料などの貸与や支給、事故補償などの支援を行う。道路愛護意識の高揚、道路環境の向上、地域住民間の交流促進などが目的。現在、県で216団体、須高で13団体が締結している。 
 やまぼうし会は昨年 春、村山新橋東側の国道406号両側にやまぼうしの植栽を県に求め、県が秋にやまぼうし40本を植樹したことを契機に命名した。会員は30〜70代の男性を中心に33人。
 やまぼうしは春に白い花が咲き、夏に果実、秋に紅葉と季節を通して楽しめる。しかも樹木が大きくならず管理しやすいことから選んだ。   
 活動区間は国道406号、県道村山綿内停車場線など全長約370m。内容は歩道などの清掃・草刈り、植樹帯、花壇などの維持管理、美化など。同会は年8回ほど活動する。
 黒岩幹夫会長は「私たちは数年前から町内の街路などにカンナを植樹してきた。須坂の西の玄関口を整備することで、市内外の人にいい印象を持ってもらいたい。それが市全体の環境美化や心豊かなまちづくりにつながればうれしい」、道路管理者である同建設事務所の原明善所長は「橋の開通で美化の機運が高まっている。会のためにできるだけ協力したい」、須坂市は「皆様と共に地域のまちづくりを進めたい」と話している。

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