新年度、須高企業に新戦力〜景気の影響も…

2010-03-27 07:00 am by 須坂新聞

工業・商業 icon 須高地域の事業所に新社会人が仲間入りする。3月中に動き出す企業もあるが、大半は4月1日に入社式を行う。景気低迷の中、多くの企業は例年に比べて採用を抑制している。本紙調査による須坂職安管内の主な新規学卒者の内定状況は次のとおり。
 ▽鈴木 18人▽竹風堂 16人▽オリオン機械・オリオン精工・システムクリエイト 13人▽小布施堂・桝一市村酒造場 12人▽桜井甘精堂 8人▽前田鉄工所 7人▽長野ジェコー 4人▽アスザックグループ 2人▽JA須高 2人
 1月末現在、本年度高校卒業者の求人数は93(前年度165)、事業所数21(同36)。学校、職安紹介による就職希望者は91人(同106)で、87.9%にあたる80人が内定した(同92.5%、98人)。
 専修学校は求人数68(同115)、事業所数13(同17)。高専は求人数70(同106)、事業所数13(同15)。短大は求人数91(同131)、事業所数14(同18)。大学は求人数136(同186)、事業所数25(同30)。学卒合計求人数は458(同703)で34.9%減少した。
 須坂職安の松沢幸二所長は「有効求人倍率が0.40倍と低く、高校内定率は県平均より若干上回る。年令構成のバランスや基盤人材確保の観点から極端な採用抑制は控えているが、多くの企業では慎重姿勢。経済の先行き不透明感が長引くようなら、11年春の採用にも影響が出かねない」と心配している。

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