2010-03-21 07:00 am by 須坂新聞
平成19年度から環境教育の一環で校庭周囲の芝生化に取り組む小山小学校で15日、卒業を間近に控えた6年生(82人)が、校庭南側の新たな予定地約1,200㎡に西洋芝の種をまいた。順調に育てば、6月ごろには校庭の約3分の1が緑の芝で覆われる。
全国の学校でも広がりつつある芝生化。同校でも児童会の試験栽培を皮切りに、PTA作業やおやじの会の活動も加わって少しずつ範囲を広げてきた。本年度、独立行政法人日本スポーツ振興会の助成を受け、活動を継続していく。費用の負担分は資源回収の収益金やPTA予算の一部をあてるほか、貯蓄した雨水と、太陽光発電によるスプリンクラーの利用などで工夫を重ねるという。
種は寒地型の西洋芝「ケンタッキーブルーグラス」。児童らは一列になって少しずつ地面にまき、足で土を踏み固めた。中沢蒔さんは「私たちはもう卒業しちゃうけど、元気な緑色に育ってほしい」。また平林博校長は「恵まれた環境の中に学校はあるものの、グラウンドには桜の成木が2本しかなく、緑が少ない。芝生の上で子どもたちがのびのびと遊べるスペースができるといい。近隣への砂ぼこり対策にもなるのでは」と話していた。
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