2009-12-07 08:00 am by 須坂新聞
空中の格闘技といわれるセパタクローの日本一を決める、第20回全日本セパタクロー選手権大会は29日、東京都内で開き、日本代表選手として活躍する須坂市南小河原町出身の小林裕和さん(23)が所属する、日本代表Aチームが日本一に輝いた。8月に行った全日本セパタクローオープン選手権大会で準優勝に終わった雪辱を期しての戦いで、見事優勝を果たした。
小林さんは大会前、足首の負傷のため、約1カ月半のリハビリを余儀なくされた。練習時間も思うように取れず本調子ではなかったため、毎回組んでいる2人に加え、日本代表のもう1人を補強して4人編成で試合に臨んだ。交代出場をしながら見事なチームワークで勝ち上がり、優勝を勝ち取った。
小林さんは日本代表選手としての厳しい練習をこなしながら、都内の中学校や高校の体育の授業の一環で行われるセパタクローの指導をしたり、在日タイ大使館からの要請を受けて、各種イベントに参加してデモ競技を行うなど、セパタクローの普及に精力的に取り組んでいる。
近年ではセパタクローがテレビで紹介されるなど、露出も増え始め認知度も高まってきた。小林さんは「来年12月に中国で開かれるアジア大会に出場してメダルを獲得し、多くの人に空中の格闘技といわれるセパタクローの魅力を伝えていきたい」と抱負を話している。
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