2009-10-18 08:00 am by 須坂新聞
県と北信自動車学校(須坂市春木町)はこのほど、燃費を抑え、環境に配慮した運転技術を学ぶ「エコドライブ教習会」を同学校で開き、自動車整備販売の酒井商会(須坂市高梨町、酒井志郎社長)の社員8人が受講した。
県が㈳県指定自動車教習所協会と㈶省エネルギーセンターの協力を得て昨年度から取り組んでいる事業で、同学校では7月に実施した田中紙器製作所(須坂市春木町)に次いで2事業所目。燃費計を取り付けた車で、最初に普段通りの運転を一般道路で行い、学校に戻って、同学校教習指導員からエコドライブの運転方法として▽発進時は5秒で時速20kmにするやんわりスタートを▽巡航時は加減速の少ない運転を▽減速時は早めのアクセルオフを―などを学び、場内コースでエコドライブを練習後、再び同じコースの一般道路を走った。
2回の走行を比較したところ、燃費は平均で14.5%改善、最大で44.2%改善した人もいた。受講した社員の関智子さんは「私自身も30%以上改善して驚きました。ちょっとしたことで燃費がよくなることを実感しました。この体験を仕事に
生かして、お客さまにエコドライブの良さを伝えていきたい」と感想を話した。
同学校の畑敏雄校長は「エコドライブは温暖化防止だけでなく交通安全にもつながる。今後も多くの事業所に参加してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同学校☎026-245-1592まで。
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