【鈴木養蜂場】レンゲの種を配布

2009-09-21 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市中町の鈴木養蜂場(鈴木勝男社長71)は、はちみつ源の増殖と荒廃農地の解消、新たな観光資源の開発を目指して、地元住民らにレンゲの種を無料で配っている。
 鈴木さんの呼び掛けに、東地区の有志は「れんげの里づくりを進める会」(代表=宮本勇雄さん・大日向町)を設立。このほど約10haの農地に種をまいた。そのほか数十軒の農家などが参加するなど輪は広がっている。
 緑肥にもなるレンゲは昭和30年代頃まで、地元の水田で広く見られ、赤紫色の花は春の風物詩として親しまれた。「60歳以上の人から郷愁を誘う原風景を取り戻し、孫たちに残してほしいとの声をよく聞きます」と鈴木さん。
 今秋は須高を対象に約1tの種を用意、配布している。大量にまく人には中型トラクターを無料で貸し出す。
 「みつ源はレンゲか菜の花」と言われ、レンゲはちみつは高品質として珍重される。だが化学肥料の影響で減少。新たなみつ源とされたニセアカシアも外来植物として伐採されている。はちみつ消費量の約95%が中国など外国産で、良質の国産はちみつ作りが困難になっている。
 鈴木さんは「市内には約150haの荒廃農地があります。地域をレンゲの里として観光資源にする。また、不足しているはちみつ源の増殖につなげていきたい。共に栄える10年計画のプロジェクトです。まさに第2のライフワークです」と話している。

2009-09-21 07:00 am by 須坂新聞 - 1 コメント



花めぐり @ 2009-10-21 05:40 pm

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